誹謗中傷から身を守るために有効な「瞑想」とは?基本的な方法やポイントを解説

誹謗中傷から身を守るために有効な「瞑想」とは?基本的な方法やポイントを解説 風評被害の基礎知識

SNSやブログ、匿名の掲示板などで個人を攻撃する誹謗中傷が相次いでおり、実際に被害に遭って悩んでいる方も少なくありません。悪意のある書き込みをさほど気にしないという人もいれば、メンタルに大きなダメージを負ってしまう人もいます。

もし、誹謗中傷の被害に遭ったとき、自分自身を守るためにはさまざまな方法がありますが、なかでも効果的なのが自己肯定感を高めることです。

今回は、自己肯定感を高めるために有効な瞑想の方法や、瞑想の効果を高めるためのポイントもあわせて紹介します。

誹謗中傷から身を守るための方法

誹謗中傷から身を守るための方法

社会問題化しているインターネット上での誹謗中傷から身を守るためにはさまざまな方法があります。特におすすめしたい有効な対策方法を3つ紹介しましょう。

他人を傷つける発言をしない

まずは、自分自身が誹謗中傷の被害に遭わないように、他人に対しても乱暴な言葉や傷つける発言をしないことが鉄則といえます。他人というのは身近な友人や知人、フォロワーなどに限らず、有名人や著名人なども含まれます。正当な批判のつもりで書き込んだ内容であっても、第三者から見れば誹謗中傷のように受け取られ、攻撃の矛先が自分に向いてくる可能性もあるため、言葉遣いには細心の注意を払う必要があるでしょう。

一時的にSNSから離れる

自分自身が直接的に誹謗中傷の被害に遭っていないくても、第三者に対する乱暴な言葉によって心を傷める人も少なくありません。まるで自分に向けられた言葉のように受け取ってしまい、メンタルに深いダメージを負ってしまうケースもあるのです。

SNSのタイムラインだけでなく、何気なく開いたニュースやトレンドなどからも誹謗中傷の言葉を目にすることもあるため、一時的にSNSから離れてみるのも自分自身を守るために有効な方法といえるでしょう。

自己肯定感を高める

SNSで正しいことを発信したり、他人を傷つけるような発言をしたりしていなくても、相手に悪意があると完全に誹謗中傷を防ぐことはできません。また、一時的にSNSから離れたとしても、その後再びSNSを開いたときに乱暴な言葉に耐えきれず、二度と見れなくなってしまうこともあるでしょう。

そこで、このような問題を根本的に解決し自分自身を守るために重要となるのが、自己肯定感を高めることです。自己肯定感とは、その名の通り自分自身を前向きに受け入れるという概念です。自己肯定感が高まると、他人から誹謗中傷を受けたとしても必要以上に傷つく心配もなく、つねに自分の価値観や強い信念をもって行動できるようになります。

誹謗中傷から身と心を守る方法
  • 言葉遣いには細心の注意を払う
    不用意な発言は相手も自分も傷つけることになります。言葉を選びましょう。
  • 一時的にSNSから離れる
    様々な言葉を目にしないことで心を守ることができます。
  • 自己肯定感を高める
    確固とした価値観や、自信が持てると、人の言葉で情緒を脅かされることが減ります。

自己肯定感を高めるために有効な瞑想

自己肯定感を高めるために有効な瞑想

自己肯定感はその人の性格や生まれ育った環境、人間関係などによって左右されることも多く、簡単に高めることはできません。しかし、メンタルが弱くネガティブな性格だからといって、自己肯定感が低いままであるかといえば決してそうとは限りません。自己肯定感はさまざまな方法によって徐々に高めていくこともできるのです。

なかでもおすすめしたい方法が、「瞑想」です。瞑想とは本来、仏教やヨガの世界で取り入れられている修行、トレーニングのことを指します。特に仏教の世界では、悟りを拓くために瞑想は不可欠な行為であるとされ、修行僧は何時間にもわたって修行に励んでいます。

1日に何時間も瞑想をするのは私たちにとって現実的ではありませんが、1日のうちにほんの数分、数十分だけを瞑想の時間にあててみるだけでも自己肯定感が徐々に高まってきます。瞑想の最中は一切の思考を取り払い、自分自身の呼吸のみに集中します。これを毎日のように続けていくと、自然と自分自身の内面と向き合えるようになり、もともとネガティブで自己肯定感が低い人でも自信を高めることができるのです。

瞑想の基本的な方法

瞑想の基本的な方法

上記でも簡単に紹介しましたが、瞑想とは基本的に一切の思考を取り払い、自分自身の呼吸のみに集中します。

まず、床または椅子に座り、リラックスした状態を維持します。このとき、できるだけ背筋は伸ばすことを意識しましょう。その状態で目を閉じるか下に向けて、一切の思考を停止し、自分自身の呼吸のみに集中します。

これだけを聞くと、瞑想は誰にでもできる簡単な行為と思われがちです。しかし、実際にやってみるとさまざまな思考が頭のなかを巡り、完全に思考を停止させるという行為が思いのほか難しいことであると実感するはずです。はじめのうちは、自分の意志に関係なくさまざまな思考が頭を巡り、まるで誰かが脳内で話しかけてきているような錯覚に陥ることもあるでしょう。

しかし、これは正常な状態であり、誰でもはじめのうちは雑念を取り払うことに苦労します。もし、自分の意志とは関係なくさまざまな思考が巡ってきたとしても、途中で瞑想をやめてしまうのではなく、その都度呼吸に意識を向けるように軌道修正をしましょう。

このような訓練を繰り返していくうちに、はじめのうちは集中するのに10分、20分かかっていたものが、5分、3分と短くなっていきます。同時に、自分自身の潜在的な意識にも正面から向き合えるようになるでしょう。

瞑想のポイント

瞑想のポイント

瞑想によって自己肯定感を高めるために重要なのは、できるだけ毎日継続するということです。これまでも紹介してきたように、自己肯定感は一朝一夕で高まるものではありません。瞑想を習慣化することによって自分自身と向き合う時間が増え、客観的に捉えられるようになります。
その結果、自分の良い部分も悪い部分も受け入れられるようになり、他人から誹謗中傷を受けたとしても精神的なダメージを最小限に抑えられるのです。

たとえば、はじめのうちは朝の出勤前の5分、または就寝前の5分など時間とタイミングを決めて、徐々に時間を伸ばしていくのも良いでしょう。もし、毎日時間をとるのが難しい場合には、最低でも週に2~3回程度は行うようにしましょう

瞑想のポイントとコツ
瞑想の効果 自分自身を肯定的に受け入れらえるようになる。
回数 最低でも週に2~3回は行う。
1回の時間 数分、数十分でも効果がある。
コツ 雑念を排除し、呼吸に意識を向けるように軌道修正する。

メンタルを鍛えると同時に具体的な対策も講じよう

メンタルを鍛えると同時に具体的な対策も講じよう

一見すると単純な行為に見えて、実は奥が深い瞑想という行為。誹謗中傷を受けたときに身を守るという意味では、メンタルを鍛えることは大きな意味があります。

しかし、あまりにも度を超えた誹謗中傷を受けるリスクもあり、そのような場合にはしかるべき措置をとらないと自分自身に危害が及ぶ恐れもあるでしょう。そこでおすすめしたいのが、ネット上の誹謗中傷から被害者を守る専門の業者です。

誹謗中傷に該当する書き込みの削除依頼や情報開示請求、必要に応じて弁護士への取り次ぎなども可能なため、いざというときにはこのような専門の業者を頼るのもひとつの方法といえるでしょう。

今回は、自己肯定感を高めるために有効な「瞑想」の方法や、瞑想の効果を高めるためのポイントを紹介しました。「SNSを原因としたストレスや不安を解消する「SNS断ち」のススメ」では、便利な一方で弊害もあるSNSとの上手に付き合うために、SNSを一時的に遮断する「SNS断ち」のメリットや具体的な方法などを詳しく解説します。是非ご覧ください。

この記事の編集者

リスタート編集部

WEBマーケティング歴12年のエキスパートにお任せ

リスタート編集部ではネット上の誹謗中傷・風評被害でお悩みの方をサポートするためにコラムを公開しております。インターネットによる誹謗中傷は対策が難しく、また不特定多数の目に留まりやすい為イジメの原因になったり就職や入学への影響が出る可能性もあります。放っておくと被害が増える一方なので絶対に泣き寝入りしないでください。5ちゃんなどの掲示板、サジェスト、Google Mapsの口コミなど、どんなご相談内容でも承ります。相談料は無料です。

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